玄関インテリアの作り方ガイド|靴箱上・置物の飾り方と失敗しない考え方
New Africa/shutterstock.com 
インテリア

玄関インテリアの作り方ガイド|靴箱上・置物の飾り方と失敗しない考え方

色数を絞る配色の基本から、住まいの形状別の工夫まで解説

執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者
14:00
玄関インテリアの作り方ガイド|靴箱上・置物の飾り方と失敗しない考え方
New Africa/shutterstock.com 

この記事はここがポイント

  • 玄関は余白重視、置物やグリーンを1~2点に絞る工夫。
  • 色数を絞った配色と素材選び、住まい形状に合わせた空間活用。
  • 玄関収納は収納量や希望でプラン、バリアフリーはスロープ勾配や手すり75~85cm目安での専門家相談。

来客があったとき、最初に目に入るのが玄関——そんな「第一印象」を意識したことはありませんか。

リビングや寝室と違って、玄関は毎日通り過ぎるだけの場所になりがちです。とはいえ、靴箱の上に何を飾ればいいのか、置物やグリーンをどう選べばいいのか、いざ手を動かそうとすると意外と迷うものです。

今回は、玄関インテリアの基本の考え方から、靴箱上の飾り方、住まいの形状別の工夫、そして玄関収納選びの基準まで、順を追ってご紹介します。

特定のブランドをおすすめするものではなく、ご自身の玄関に合わせて取り入れるための「基準」を整理していきます。

玄関は、"うち"と"そと"をつなぐ場所。心地よい住まいづくりに欠かせない存在です。今回は、靴箱上の飾り方や色使い・素材選びの基本から、戸建て・マンション・狭小玄関といった住まいのタイプ別の工夫、将来を見据えたバリアフリーの視点まで、順を追って解説します。

玄関インテリアの基本となる考え方

玄関インテリアとは、限られたスペースのなかで、収納・ディスプレイ・動線・安全性をバランスよく整える工夫全般を指します。

華やかに飾り立てるというより、まず「余白」を意識することが第一歩です。ものを詰め込みすぎると生活感が出てしまい、反対に何もないと寂しい印象になります。

靴箱の上や玄関脇の小さなスペースに、季節の花や置物を1〜2点だけ添えるくらいが、すっきりとした印象を保ちやすいバランスだと感じています。

照明・収納・ディスプレイ・素材・動線という5つの要素を意識しながら、少しずつ整えていくのがおすすめです。

靴箱の上に飾るときのバランス

靴箱の上は、玄関インテリアのなかでもとくに目に留まりやすい場所です。飾るときは、次の3点を意識してみてください。

  • 高さを変える:背の高いものと低いものを組み合わせると、単調にならず立体感が出ます。 
  • 奥行きを意識する:奥行きのある靴箱なら、置物を手前と奥に分けて配置すると圧迫感が出にくくなります。
  • 生活感を隠す工夫:鍵や印鑑など日常的に使うものは、トレーやケースにまとめて置くと、飾り棚としての印象を保てます。

置物やグリーンは、色や素材をあれこれ増やさず、1〜2点に絞るのがポイントですよ。

色使い・素材選びの基本

玄関インテリアの印象は、色数を絞ることで大きく変わります。

  • ベースカラー:壁や床など面積の大きい部分は、ホワイト・グレー・ウッドトーンなど落ち着いた色でまとめます。 
  • 差し色:クッションやマット、置物など面積の小さいアイテムで、1色程度に絞って差し色を効かせます。 
  • 素材感:陶器・木製・ガラスなど、質感の異なる素材を組み合わせると、単調になりすぎず奥行きが出ます。

季節感を出したい場合は、正月や年末年始、初夏など節目のタイミングで、花や小物を数点だけ入れ替えるのがおすすめです。

全部を一度に変えようとせず、飾る数を絞ることが、すっきりとした印象を保つコツだと感じます。

住まいの形状別に意識したい工夫

玄関の広さや形状によって、意識したいポイントは変わります。

  • 戸建ての玄関:土間が広めに取れる場合が多く、マットやスリッパラック、傘立てなど機能的なアイテムもインテリアの一部として選ぶと、統一感が出やすくなります。 
  • マンションの玄関:スペースが限られるため、壁面を活用したフックや、コンパクトな置物を選ぶと圧迫感が出にくくなります。 
  • 狭小玄関:奥行きの浅い棚や、姿見を斜めに配置するなど、視覚的な広がりを意識した工夫が有効です。

いずれの場合も、通行の妨げにならない範囲でものを配置することが大切です。土間のあるお宅では、来客用のスリッパを並べる場所や、傘立ての位置まで含めて動線を考えておくと、実際に使い始めてからのストレスが少なくなります。

照明・玄関マットで雰囲気を変える

Pixel-Shot/shutterstock.com
Pixel-Shot/shutterstock.com 

家具や置物を買い足さなくても、照明と玄関マットを見直すだけで、玄関の印象は大きく変わります。

  • 照明:天井の照明だけに頼らず、フットライトや壁付けのブラケットライトを足すと、夜間の帰宅時にもあたたかみのある印象になります。 
  • 玄関マット:素材によって受ける印象が変わります。天然素材の織物は落ち着いた雰囲気に、コイヤー素材は玄関先の汚れ落としとしての機能性に優れます。
  • スリッパラック・傘立て:来客用のスリッパや傘は、見せる収納にするか隠す収納にするかで、玄関全体の印象がまとまるかどうかが変わります。

これらは比較的取り入れやすく、模様替えの第一歩としてもおすすめの工夫です。

Google で優先するソースとして追加
中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

関連タグ