「植えてよかった」10年以上植えっぱなしでも美しいグランドカバー《多年草》6選& 育て方のコツ
Alina_Vol/shutterstock.com
ガーデニング

「植えてよかった」10年以上植えっぱなしでも美しいグランドカバー《多年草》6選& 育て方のコツ

雑草対策にも!日なたと半日陰の庭で育てている植物たちの写真とともに紹介します

執筆者上園 美佳ライター・ガーデンコーディネーター
09:46
「植えてよかった」10年以上植えっぱなしでも美しいグランドカバー《多年草》6選& 育て方のコツ
Alina_Vol/shutterstock.com

この記事はここがポイント

  • 植えてよかった!10年以上植えっぱなし《日なたの庭の》グランドカバー4選
  • 植えてよかった!10年以上植えっぱなし《半日陰の庭の》グランドカバー2選
  • 何年も美しい姿を保つための《育て方》4つのコツ

「庭の手入れを楽にしながら、見た目もおしゃれに整えたい」そんな願いを同時にかなえてくれるのがグランドカバーです。地面をおおうことで雑草の繁殖を抑えつつ、手間いらずで美しい景観を保てます。

今回は、筆者が実際に自宅の庭に10年以上植えっぱなしにして、「植えてよかった」と実感している丈夫な植物を6種ご紹介します。

記事の最後には、何年も美しい姿を保つためのお手入れのコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

※この記事では、兵庫県で筆者が実際に育てている植物をご紹介します。開花時期や育てやすさは、お住まいの地域や育てている環境、品種等によって異なりますので、ご注意ください。

植えてよかった!10年以上植えっぱなし《日なたの庭の》グランドカバー4選

黄色い小花が愛らしく繁殖力旺盛な「ポテンティラ・ベルナ」

ポテンティラ・ベルナ

黄色い小花が愛らしく繁殖力旺盛な「ポテンティラ・ベルナ」
筆者撮影

可憐な黄色い小花と切れ込みのある深い緑の葉が美しいポテンティラ・ベルナ。旺盛な繁殖力があり、1株だけ植えたものが、今では我が家の庭のあちこちに広がっています。

夏の猛暑や冬の寒さ、乾燥にも強く、病害虫の心配もほとんどありません。

※参考価格:400円~600円前後(3号ポット苗)

肉厚な葉と、圧倒的なタフさが魅力の「セダム」

セダム

肉厚な葉と、圧倒的なタフさが魅力の「セダム」
筆者撮影

セダムは肉厚で愛らしい葉と圧倒的なタフさが魅力。強い日差しや乾燥に強く、我が家の西日が強い場所でも元気に育っています。

葉色も豊富で、パッチワークのようにグラデーションをつくるのも楽しみのひとつです。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

白とピンクのグラデーションが美しい「エリゲロン」

エリゲロン

白とピンクのグラデーションが美しい「エリゲロン」
筆者撮影

咲き始めは純白、咲き進むとピンクへと変化するエリゲロン。小花が可憐でふんわりとした草姿が魅力で、見るたびに優しい気持ちにさせてくれます。

レンガの隙間や石垣の脇など、わずかなスペースでも育つ強健な性質です。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

青紫の花と、ブロンズ色に染まる葉がシックな「ベロニカ・オックスフォードブルー」

ベロニカ・オックスフォードブルー

青紫の花と、ブロンズ色に染まる葉がシックな「ベロニカ・オックスフォードブルー」
筆者撮影

ベロニカ・オックスフォードブルーは濃いブルーの花と深みのある緑の葉がシックな雰囲気。冬の間には葉がブロンズ色に染まります。

暑さ寒さにも非常に強く、季節の移ろいを教えてくれるところが筆者のお気に入りポイントです。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

植えてよかった!10年以上植えっぱなし《半日陰の庭の》グランドカバー2選

斑入りの葉と、春に咲く青紫の花が上品な「ツルニチニチソウ」

ツルニチニチソウ

斑入りの葉と、春に咲く青紫の花が上品な「ツルニチニチソウ」
筆者撮影

斑入りの明るい葉とつるが描くしなやかなラインが魅力のツルニチニチソウ。春になると青紫色の花を咲かせ、斑入りの爽やかな葉色とのコラボレーションがきれいです。

生命力が強く、我が家の半日陰の庭の明るいアクセントとして活躍しています。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

踏みつけに強く、和にも洋にもなじむ「タマリュウ」

タマリュウ

踏みつけに強く、和にも洋にもなじむ「タマリュウ」
筆者撮影

タマリュウは和洋を問わず、あらゆる庭になじむ常緑多年草。踏まれてもびくともしないため、筆者はアプローチ脇のグランドカバーとして重宝しています。

夏に小さな花を咲かせ、秋~冬には鮮やかなブルーの実がなります。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

何年も美しい姿を保つための《育て方》4つのコツ

花壇の手入れをしている女性
Fabian Ponce Garcia/shutterstock.com

庭の環境に合った品種を選ぶ

グランドカバーを長く美しく保つ秘訣は、植え付け場所の環境に合った植物を選ぶことです。事前に庭の環境(日当たり・風通し・気候など)をしっかり観察し、その場所に最も適した強健な植物を選ぶことが大切です。

定期的な観察とトラブルの早期発見

一度植え付ければ手軽に育つグランドカバーですが、完全に放置してしまうのは避けましょう。葉の様子や株元を観察して、病気や害虫の被害、生育の異常がないかを定期的にチェックする習慣が大切です。

適度な剪定と間引きで蒸れを防ぐ

生育が旺盛なグランドカバーは、放置すると茎葉が密生して風通しが悪くなり、病気や下葉の枯れを引き起こします。梅雨の前や生育のピーク時には、伸びすぎた株を切り戻したり、込み合った部分を間引いたりして、風通しを確保しましょう。

成長期の適切な追肥で栄養を補う

長年同じ場所に植えっぱなしにしていると、土壌の栄養分は徐々に減少していきます。葉色が薄くなったり生育が衰えたりするのを防ぐため、春や秋などの植物の成長期に追肥をおこないましょう。

植えっぱなしで育つグランドカバーで手間いらずの美しい庭を

植えっぱなしで何年も元気に育つグランドカバーたち。雑草が少なくなり、日々の庭仕事の手間を軽減してくれるため、筆者にとって心強い味方です。

また、殺風景になりがちなスペースをみずみずしく彩り、毎日眺めたくなるような潤いのある景観をつくり出してくれます。お気に入りのグランドカバーを植えて、緑があふれる心安らぐ庭をつくってみませんか。

今回ご紹介したグランドカバーは、我が家の庭で10年以上元気に育ち、四季折々の美しい表情で庭を華やかに彩ってくれています。

どれも自信を持っておすすめできる植物です。初心者の方も簡単に育てられるので、安心して挑戦してくださいね!

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上園 美佳ライター・ガーデンコーディネーター

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