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椅子の選び方ガイド|疲れにくい座り心地と安全に使うための注意点

厚生労働省のガイドライン数値つき|用途別の選び方と折りたたみ椅子の安全対策

執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者
14:00

来客用・省スペース用の折りたたみ椅子で気をつけたい安全ポイント

Microscope/shutterstock.com
Microscope/shutterstock.com

来客時や部屋のスペースを有効活用したいときに便利な折りたたみ椅子ですが、実は「指はさみ事故」への注意が必要です。

東京都が実施した『折りたたみ椅子等の安全確保について』協議会の報告では、過去10年間で折りたたみ椅子による指はさみ事故が23件報告されており、指切断事故10件のうち約半数にあたる5件が12歳以下の子どもだったとされています。

※2026年時点で公表されている情報のため、最新の注意喚起は東京都公式サイト等でご確認ください。

小さなお子様や高齢のご家族と同居されているご家庭では、次の点を意識してみてください。

  • 開閉時は子どもを近づけない、大人が開閉を行う
  • 可動部の隙間が狭い設計の製品を選ぶ
  • 完全に開ききったことを確認してから着座する

「便利だから」で終わらせず、使うシーンに応じた安全確認もセットで考えることが、長く安心して使うためのポイントです。

購入前のチェックリスト

最後に、椅子を選ぶ際に確認しておきたいポイントをまとめます。

  • 使う場所・用途(デスク/ダイニング/リビング/来客用)は明確か
  • 座面の高さ・奥行きは体格やテーブル・机の高さと合っているか
  • 背もたれの角度調整やクッション性は十分か
  • 素材はお手入れのしやすさも含めて生活スタイルに合っているか
  • 折りたたみ椅子の場合、可動部の安全性を確認したか

椅子は毎日長い時間を共にする家具だからこそ、価格やデザインだけでなく、用途・座り心地・安全性のバランスで選んでみてはいかがでしょうか。

販売店に行き、実際に座ってみて決めるのも、思ったものと違う…という事態を防ぐ一助になります。

今回ご紹介したチェックリストを参考に、無理のない範囲でご自宅に合う一脚を探してみてください。

一脚選びが、暮らしの姿勢を変える

私自身も机に向かう時間が長いタイプなので、椅子選びで姿勢や集中力が変わるという記事の冒頭には、深く共感しながら筆を進めました。

今回の記事でとくに大切にしたのは、用途ごとに椅子選びの基準が変わるという整理です。デスクチェアなら座面や背もたれの調整機能、ダイニングチェアならテーブルとのバランスや座面の奥行き、座椅子ならリクライニング機能やクッション性、折りたたみ椅子なら安全面というように、目的をはっきりさせてから選ぶことの大切さを、あらためて感じながらまとめました。

座面の高さ・奥行き・背もたれ・素材という4つの基準も、実際に椅子を選ぶときの具体的な判断材料になればと思います。

厚生労働省のガイドラインに基づく座面の高さの目安や、足裏が床につかない場合のフットレストの活用法など、今日からすぐに椅子選びの基準にできる内容を盛り込めたのではないかと思います。

木製フレームや布張り、合成皮革やビニールレザーといった素材による部屋の印象の違いにも触れましたが、機能性とデザイン性を両立させる視点は、暮らしを整えるうえで欠かせないものだと感じます。

折りたたみ椅子の指はさみ事故への注意点も含めて、ご家庭の状況に合わせて、無理のない範囲で一脚を選んでみてください。小さなお子様や高齢のご家族がいらっしゃる場合は、開閉時に近づけない、大人が開閉を行うといった一手間も、あわせて習慣にしていただけたらと思います。

購入前には、可能であれば実際に座ってみて確かめることも、後悔しないための大切な一歩だと思います。

ご利用にあたっての注意

  • 本記事で紹介した数値・情報は、2026年時点で公表されている公的機関の資料をもとにした目安であり、体格や使用環境により適した基準は異なります。
  • 最新の情報は厚生労働省・東京都等の公式サイトでご確認ください。
  • また、本記事は特定の商品・ブランドの購入を推奨するものではなく、椅子選びの基準を整理してご紹介する目的の記事です。
  • 実際の購入・使用にあたっては、店頭での試座やメーカー公式情報の確認のうえ、ご自身の判断で行ってください。

参考情報

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中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

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