カメムシ対策はいつから?ベランダ・洗濯物・玄関で今すぐできる侵入予防と処理の方法
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カメムシ対策はいつから?ベランダ・洗濯物・玄関で今すぐできる侵入予防と処理の方法

10〜11月の飛来期に備える隙間対策と、においを出さない処理のコツ

カメムシ対策はいつから?ベランダ・洗濯物・玄関で今すぐできる侵入予防と処理の方法
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この記事はここがポイント

  • 越冬のため屋内に侵入する10〜11月の飛来期に備え、2〜3mmの隙間テープ等で窓や網戸をふさぐ事前対策。
  • 洗濯物は室内干しへの切り替えや取り込み前の確認を徹底し、紫外線を抑えた防虫照明で見直す飛来防止策。
  • 強いにおいの分泌を防ぐため叩いたり潰したりせず、ガムテープや紙などを使って静かに包み取る処理方法。

秋風が吹き始めたころ、干した洗濯物にカメムシが止まっていてぎょっとした経験はありませんか。

取り込んだ洗濯物から一匹ぽろりと落ちてきた、なんてことも、この季節の「あるある」なんですよね。

カメムシは刺激を受けると強いにおいを出すため、見つけた瞬間にどうしてよいか迷う方も多いでしょう。

そこで今回は、自治体などの公的情報をもとに、注意が必要な時期、ベランダ・洗濯物・玄関まわりでできること、スプレーやハッカ油などの使い方と限界、においを抑えた処理の方法を順にご紹介します。

自分でも植物を育てている身として、秋のベランダは気になる場所のひとつです。今回は、カメムシが家に入ってくる時期の目安から、隙間対策、洗濯物の扱い、においを出さない処理の方法、困ったときの相談先まで、自治体の公式サイトで確認できた情報をもとに整理しました。

カメムシ対策はいつから?家に入ってくるのは10〜11月ごろが目安

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まず押さえたいのは、カメムシがなぜ家に来るのかという点です。

札幌市の公式サイトによると、カメムシは春から秋にかけて山林などに生息し、10月中旬ごろから越冬のために屋内へ侵入しはじめ、春先に屋外へ戻っていくとされています。

堺市と京都市の公式サイトでも、10〜11月ごろに越冬場所を探して屋内に入り込むことがある、と説明されています。

つまり、冷え込み始める前の「飛来前」に備えておくのが対策の基本です。

【2026年時点・目安】

  • 飛来前(秋の入口):隙間の点検と補修、網戸やサッシの確認
  • 飛来期(10〜11月ごろ):洗濯物の確認、見つけたときの処理、外壁や窓まわりの見回り
  • 越冬期(冬〜春先):屋内で見かけても慌てず処理する

※時期は地域や気温で変わります。最新情報はお住まいの自治体の公式サイトでご確認ください。

カメムシの習性と侵入経路を知っておこう

京都市の公式サイトによると、カメムシは日当たりのよい建物の外壁に飛来し、隙間から侵入するほか、洗濯物に付着して室内へ運ばれることもあるとされています。

また札幌市は、体が扁平で狭い隙間にも入りやすい点を挙げています。堺市は2〜3mm程度、京都市は3mm程度の隙間でも侵入しうると説明しています。

京都市の公式サイトでは、窓の隙間や換気扇口、給排気口などから室内に侵入するとされています。網戸の破れやサッシまわりの隙間も、あわせて点検しておくと安心です。

においについては、堺市の公式サイトが「少しの刺激でとても臭い分泌液を出す」と述べているとおり、触ったり潰したりすると強く出ます。

札幌市の公式サイトも、においが手に付くと落ちにくい点に触れています。見つけたときは、まず「刺激しない」が鉄則です。

ベランダ・洗濯物のカメムシ対策:取り込み前のひと手間が決め手

洗濯物は、取り込む前に一枚ずつ確認する

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堺市の公式サイトによると、10〜11月ごろは室内干しに切り替えるとカメムシの付着を防ぐ効果があるとされています。外干しをする場合は、取り込む前の確認が役立ちます。

  • 干す前:物干し竿や手すりにカメムシがいないか見る
  • 取り込む前:衣類の縫い目・フード・ポケットを確認し、見つけたらはたかずにガムテープなどでそっと取る

夜の明かりにも気を配る

堺市・京都市の公式サイトは、夜間の照明を最小限にして光量を下げることを対策として挙げています。

照明の種類については、堺市は紫外線をカットした防虫ランプ、京都市は近紫外線の出ない防虫用ランプへの交換を紹介しています。

京都市は、近紫外線をカットするフィルムを窓に貼る方法も紹介しています。外灯の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

玄関・網戸・窓まわりの侵入口対策:隙間をふさぐのが基本

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侵入を防ぐ中心になるのは、やはり隙間対策です。札幌市の公式サイトでは、家屋への侵入が始まる前に大きな穴をふさぎ、窓枠や溝、換気口の周囲などに専用の殺虫剤を散布しておくとよいとされています。

家庭でできる点検の目安は次のとおりです。

  • 網戸:破れや穴、サッシとのあいだの隙間がないか
  • サッシ・玄関ドアまわり:隙間テープなどで隙間をふさげるか
  • 換気口・換気扇:カバーや防虫ネットが破れていないか

堺市の公式サイトは、網戸や窓の隙間を隙間テープでふさぐ方法を紹介しています。なお、換気口をふさぐと室内の換気に影響するため、用途を確認してから行ってください。

高所作業は無理をしない

2階の外壁や高い位置の窓枠での作業は、転落の危険があります。脚立などを使った作業は無理せず、害虫駆除業者や管理会社へご相談ください。

スプレー・ハッカ油・100均グッズは本当に使える?使い方と限界

特定の商品をおすすめするのではなく、選ぶときの考え方を整理します。

殺虫剤・忌避剤のスプレー

堺市の公式サイトによると、殺虫剤の多くにはピレスロイド系の殺虫成分が含まれ、壁への散布や窓周辺・換気扇口への塗布で忌避剤としても使えるとされています。

京都市も、ピレスロイド剤を外壁全体に散布し、サッシ枠など窓周辺や換気扇口に重点的に塗布する方法を紹介しています。

使うときは、製品ラベルの用法・用量、使用場所、使用回数を必ず守ってください。屋内で使えるかどうかは製品によって異なります。

ペット・小さなお子さんがいるご家庭では

消費者庁の注意喚起(2021年7月)によると、殺虫剤や虫よけスプレーでは、小児の誤飲や目への付着などの事故例が医療機関から寄せられています。

同庁は、手の届かない場所への保管、誤噴射防止ロックの利用、用法・用量の遵守を呼びかけ、虫よけと殺虫剤の保管場所を分けることも一つの方法としています。

ペットや乳幼児、喘息などの持病がある方がいるご家庭では、不安があれば製品の注意書きに加え、獣医師・医療機関・メーカーの相談窓口へご相談ください。

特に猫はピレスロイド系の成分に敏感とされるため、猫を飼っているご家庭では使う場所に注意しましょう。

口や目に入った場合は、製品の表示に従って処置し、症状があれば医療機関を受診してください。

ハッカ油などの香りを使う方法

ハッカ油などの香りを使う方法は手軽に見えますが、今回確認した自治体の公式情報では、効果を示す記載は確認できませんでした。効果は断定できないため、試す場合は補助的な工夫にとどめるのが安心です。

素材を傷めたり、ペットに影響したりする可能性もあるため、使用前に注意書きをご確認ください。特に猫は精油の成分を体内で分解しにくいとされるため、猫を飼っているご家庭では使用を控えるのが安心です。

また、ハッカ油はポリスチレン(PS)など一部のプラスチックを傷めることがあるといわれるため、スプレー容器や使う場所の素材にも注意しましょう。

100円ショップなどで手に入る用品

隙間テープ、防虫ネット、網戸の補修用品などは、侵入口をふさぐ「物理的な対策」として取り入れやすい選択肢です。

貼る位置や素材との相性、劣化による貼り替えの手間は考えておきましょう。効果は住まいの構造や周辺環境で変わります。

見つけたときの処理方法:においを出さないコツと、やりがちな失敗

室内で見つけても、慌てて叩いたり潰したりしないことが大切です。

堺市の公式サイトではガムテープや紙、札幌市の公式サイトではガムテープなどで、潰さずに捕まえる方法が紹介されています。堺市は市販の殺虫剤での駆除も挙げています。これらの自治体情報をもとに、捕まえるときの手順を整理すると次のとおりです。

  • 手順①:刺激しないよう、静かに近づく
  • 手順②:ガムテープや紙などでそっと捕まえる
  • 手順③:袋や容器に入れて口を閉じ、処分する。触れたら手をよく洗う

やりがちな失敗

  • 素手で払ったり、叩いたり、潰したりする(においが出て残りやすい)
  • 屋内で殺虫剤を必要以上に使う(ペットや乳幼児への影響が心配)

多数が屋内に入り込んだ場合、札幌市の公式サイトはくん煙剤で追い出して捕まえる方法を紹介しています。使用条件は製品ごとに異なるため、注意書きに従い、不安なときは専門業者へご相談ください。

家庭菜園や農作物への被害が気になるときは

大豆栽培向けの情報ですが、栃木県(河内農業振興事務所)の「大豆の吸実性カメムシ類の発生に注意しよう!」(2026年8月10日更新)によると、カメムシ類は8月中旬から大豆畑に侵入し始め、9月中旬から10月中旬にかけて発生が多くなるとされています。

農作物への薬剤使用は作物ごとに基準が定められています。家庭菜園で農薬を使う場合も、ラベルに記載された適用作物・使用量・使用時期・使用回数を守る必要があるため、地域の病害虫防除所などの公式情報をご確認ください。

大量発生・手に負えないときの相談先の目安

毎年大量に集まる、高い位置で手が届かないといった場合は、無理に自分で対処しないでください。

市区町村の保健所などの衛生担当窓口(堺市の場合は保健所生活衛生課「くらしの虫相談係」が担当しています)、賃貸なら管理会社、害虫駆除の専門業者が相談先の目安です。

まとめ

カメムシ対策のポイントを整理しました。

  • 飛来期の前に隙間を点検する
  • 洗濯物は室内干しや取り込み前の確認で付着を防ぐ
  • 見つけたら潰さず、ガムテープや紙でそっと捕まえる
  • 薬剤は注意書きを守り、ペット・乳幼児がいる場合は特に慎重に
  • 高所や大量発生は、無理せず専門家や自治体へ相談する

まずは網戸や窓まわりの点検から、無理のない範囲で始めてみてはいかがでしょうか。

中井 里穂
執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

10月に入って朝晩が冷え込み始めると、「そろそろカメムシの季節かな」と身構える方も多いのではないでしょうか。私の近所でも見かけるようになり、ふと窓から特有の匂いが香ってくることも増えてきましあ。

1000本以上の記事を書いてきたなかでも、虫の話題は読者の関心が高い一方で、確かな根拠が見つけにくいテーマだと感じます。だからこそ今回は、札幌市・堺市・京都市といった自治体の公式サイトで確認できた情報を軸に、整理することを心がけました。

記事では、カメムシが10月中旬ごろから越冬のために屋内へ侵入しはじめるとされていること、2〜3mm程度の隙間でも入りうること、洗濯物に付いて室内に持ち込まれることもあることなどをご紹介しています。対策の基本は、飛来前に網戸やサッシの隙間を点検しておくこと。そして洗濯物は、取り込む前にひと手間かけて確認することです。見つけたときは、においが強く出てしまうため、潰さずにガムテープや紙でそっと捕まえるのが基本です。

また、ハッカ油や100均グッズについては、今回確認した自治体の公式情報では効果を示す記載を確認できなかったため、効果を断定していません。薬剤を使う場合は、製品の注意書きを守り、ペットや乳幼児がいるご家庭では特に慎重にお使いください。高所や大量発生で手に負えないときは、無理をせず専門家や自治体に相談する方法もあります。時期は地域や気温で変わりますので、最新情報はお住まいの自治体の公式サイトでご確認くださいね。まずは網戸や窓まわりの点検から、無理のない範囲で始めてみてください。

ご利用にあたっての注意

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービス・業者の購入や契約を推奨・勧誘するものではありません。

記載の内容は2026年時点の目安であり、地域・住宅の条件・時期により異なります。殺虫剤・忌避剤は製品ラベルの用法・用量を守り、ペット・乳幼児・持病のある方への影響が心配な場合は、獣医師・医療機関・メーカー・自治体の窓口へご相談のうえ、ご自身の判断で行ってください。高所作業や大量発生への対応は、専門業者へのご相談をおすすめします。

参考情報

中井 里穂
LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

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