中本 智恵
親の相続経験者の約6割が「生前に十分話し合えなかった」と回答。実家の資産を74.58%が把握できていないという調査結果もあります。9月1日の防災の日をきっかけに、相続や終活の話を身構えずに切り出す方法…
この記事はここがポイント
- 親の相続経験者の約6割が「生前に十分話し合えなかった」と回答。52.1%は「親が生前に行った準備は特にない」(JCOM調査)
- 実家を相続する可能性がある人の74.58%が、資産価値や権利関係を「まったく把握していない」(株式会社中央プロパティー調査)
- 防災グッズを見直すタイミングは、実は相続・終活の話を切り出す、ちょうどいいきっかけになる
「もっと早く、話しておけばよかった」。親の相続を経験した人に、こんな後悔を口にする方は少なくありません。実は筆者自身も、その一人です。
相続というと、不動産や預貯金といった大きな資産を思い浮かべる方が多いと思います。
でも筆者は、たとえば「物置の鍵がどこにあるか」「あの書類はどこにしまってあるか」といった、一見ささいなことも、広い意味では"相続"に含まれるのではないかと感じています。
もちろん法律上の定義ではありませんが、そうした「受け渡す・引き継ぐ」という意識を家族の間で少し持てているだけで、残す側…
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校閲者出身の編集記者。人文社会系の一般書籍の校閲・社会科教材の制作を15年間経験。実体験から相続や介護について当事者目線で紐解くことを信条としている。証券外務員二種(二種外務員資格)・相続診断士・ガーデンコーディネーター資格を保有、早稲田大学卒。