片づけ・そうじ

押入れ収納のコツ|布団・衣類を賢く整理するアイデアと湿気・カビ対策

上段・下段の使い分けから、地震のときの安全対策まで整理

執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者
14:00

100円ショップのグッズで使いやすく

押入れ収納は、100円ショップの市販グッズを組み合わせることでぐっと使いやすくなります。

  • キャスター付き収納ケース:下段の布団・衣類収納に。出し入れの負担を減らせる
  • 突っ張り棒:上段にハンガーを掛けるスペースを作り、衣類収納にも活用できる
  • 仕切りケース:小物・季節雑貨を種類ごとに分けて一覧性を高める

まずは手に取りやすい価格帯のグッズで試しながら、押入れのサイズや使い方に合う組み合わせを見つけていくのがおすすめです。

クローゼット代わりに使う場合の工夫

aomas/shutterstock.com 

賃貸暮らしや一人暮らしの場合、押入れをクローゼットのように衣類収納として使う方も多いはずです。押入れは奥行きがあるぶん、洋服ハンガーをそのまま掛けられる収納棚が市販されており、突っ張り棒と組み合わせれば工事なしでハンガー収納スペースを作れます。

  • 突っ張り棒2本を前後に渡し、ハンガーパイプとして活用する
  • 引き出しタイプの衣類収納ケースを積み重ね、種類ごとに分けて収納する
  • 除湿剤をあわせて設置し、衣類の湿気・カビ対策も忘れずに行う

奥行きが深い押入れならではの活用法として、手前と奥で「よく着る服」「シーズンオフの服」を分けておくと、衣替えのたびに探し回る手間も減らせます。

ふすまを外して間仕切りカーテンに替えれば、開閉時にスペースを取らず、より出し入れしやすいクローゼット風の空間に近づけることもできます。

収納グッズを選ぶ前に「実測」を

押入れの奥行き・幅は住宅や物件によって差があり、統一された規格があるわけではありません。収納ケースやラックを購入する前に、必ず押入れの内寸を実測しておくことが、サイズが合わずに使えないといった失敗を防ぐコツです。

奥行きだけでなく、ふすまを開けたときに手前にどれだけ空間が必要かも確認しておくと、出し入れがスムーズな配置がしやすくなります。

収納を「維持」するための小さな習慣

WellStock/shutterstock.com 

グッズを揃えて一度整理しても、季節家電の入れ替えや衣替えのたびにまた散らかってしまう、という声もよく聞かれます。大がかりな見直しよりも、小さな習慣の積み重ねが長続きのコツですよ。

  • 衣替え・季節家電の入れ替え時に、使っていない物がないか一緒に見直す
  • 布団を出し入れするたびに、すのこの下や隅にほこりが溜まっていないか確認する
  • 新しい収納グッズを買い足す前に、押入れの内寸をメモしておく

「上段・下段のルール」を家族で共有しておくことが、片づいた状態を長く保つ近道といえそうです。

まとめ

押入れ収納は、上段・下段で役割を分ける考え方をベースに、布団の湿気・カビ対策や地震のときの安全面にも配慮しながら、100円ショップなどのグッズを組み合わせることで無理なく整えられます。

収納グッズを選ぶ前には押入れの内寸を実測し、ご自宅の状況に合わせて、無理のない範囲から取り入れてみてはいかがでしょうか。

あえて隙間を残す収納もおすすめです

中井 里穂
執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

押入れの収納というと、つい「とりあえず詰め込む」場所になりがちですが、書道や華道で「余白」の大切さに触れてきた身としては、あえて隙間を残す収納の考え方にとても共感しながら記事をまとめました。稽古のなかで、余白があるからこそ全体が引き立つと教わってきたことが、そのまま押入れの使い方にも重なる感覚があります。

上段・下段で役割を分けるという基本の考え方は、シンプルですが効果は大きく、来客用の軽い品は上段に、布団のような重量物は下段に、というだけで出し入れの負担がずいぶん変わってきます。中段があるタイプの押入れなら、来客用寝具など中間の頻度のものを中段に置くと、さらに負担を分散できるという点も、押入れの形状ごとに工夫できる部分だと感じました。

布団の湿気・カビ対策については、すのこを敷いて空気の通り道を作ることや、しまう前に陰干し・天日干しをすることなど、特別な道具がなくてもできる工夫を中心にまとめています。郡山市の資料にあった、ダニは湿度50%以下では生存が難しく、カビは湿度80%を超えると繁殖が進みやすいという目安も、日々の換気を意識するきっかけになりそうです。

地震のときの「重い物は下段へ」というルールも、片づけのしやすさだけでなく、家族の安全を守るという意味で、ぜひ徹底しておきたい習慣だと感じました。扉付きの収納ケースを使い、開閉時に中身が飛び出しにくくする工夫も、あわせて意識しておきたいところです。

押入れをクローゼット代わりに使う場合の、突っ張り棒を使ったハンガー収納の工夫や、キャスター付き収納ケース・仕切りケースといった100円ショップのグッズを組み合わせた収納アイデアも、今日からでも取り入れやすい内容です。手前と奥で「よく着る服」「シーズンオフの服」を分けておくといった一工夫も、奥行きのある押入れならではの活かし方だと感じました。

ただし押入れの奥行きや幅は住宅によって差があるため、収納グッズを選ぶ前には内寸の実測を忘れずに行っていただきたいところです。ご自宅の状況に合わせて、無理のない範囲から少しずつ取り入れていただけたらと思います。

ご利用にあたっての注意

  • 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービス・業者の購入や契約を推奨・勧誘するものではありません。
  • 記載の収納方法・数値は執筆時点の目安であり、住まいの間取りや使用する製品によって異なります。
  • 押入れの寸法は住宅・物件により差があるため、収納グッズの購入前に必ず実測のうえご検討ください。

参考情報

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中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

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