ガーデニング

夏の植物栽培は難しい?猛暑でも植物を枯らさないコツと初心者向け観葉植物を紹介

夏休み中の植物栽培53.0%が「困難だった」…東京グリーンビズが実施した調査結果から夏の植物栽培のポイントを紹介

執筆者田宮有莉インテリアライター
18:00

室内で育てやすい観葉植物で緑を楽しむのも正解

屋外での栽培が猛暑の影響を受けやすいのに対して、室内で育てる観葉植物は、直射日光や強い日差しの影響を受けにくく、比較的管理しやすいという特徴があります。

「これから植物を育ててみたいけれど、夏はもう手一杯」という方には、まず室内の観葉植物から始めてみるのも一つの方法です。

初心者でも育てやすいとされる代表的な観葉植物には、次のようなものがあります。

サンスベリア

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乾燥に強く、水やりの頻度が少なくても育てやすいとされる観葉植物です。多少水やりを忘れても枯れにくいと言われており、初めて観葉植物を育てる方にも取り入れやすい種類です。

テーブルヤシ

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耐陰性があり、直射日光の当たらない室内でも育てやすいヤシの仲間。コンパクトな樹形のものが多く、置き場所を選ばないのも魅力です。

ミリオンバンブー

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ミリオンバンブーは、別名ドラセナ・サンデリアーナとも呼ばれる品種で、丈夫で育てやすく、水を入れた容器で育てる水耕栽培でも楽しめる観葉植物です。土を使わずに管理できるので、室内で気軽に取り入れたい方にも向いています。

上記はいずれも「室内で育てやすい」とされる観葉植物ですが、個体差や置き場所によって育ち方は変わります。

購入時には、直射日光を避けた場所に置くことや、土の表面が乾いたら水を与えることなど、基本的な管理方法をラベルや販売店で確認しておくと安心です。

室内で観葉植物を育てる際に、最低限押さえておきたいポイントを簡単に整理すると、次のようになります。

  • 置き場所:真夏の直射日光は避け、レースカーテン越しの窓辺など明るい半日陰を選ぶ
  • 水やり:土の表面が乾いたのを確認してから与える。受け皿にたまった水は放置せず捨てる
  • 風通し:窓を開けたり換気したりして、蒸れやすい時期も空気の通り道を作る
  • 旅行・外出時:数日家を空ける場合は、水やりの頻度が低くて済む種類を選んでおくと安心
Taras Garkusha/shutterstock.com 

これらはあくまで目安であり、植物の種類や住まいの環境によって最適な管理方法は変わります。育て始めてから様子を見ながら調整していくのがよいでしょう。

見る・香る・味わう、ハーブという選択肢も

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初心者でも育てやすく、日々の暮らしに活用できる植物として、ハーブも選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。

ミントや青じそ、ローズマリー、ラベンダー、カモミールなどは、室内でも比較的育てやすいとされ、見る・触れる・香る・味わうといった五感を使いやすい点が特徴です。

ミントはハーブウォーターやソーダに、青じそは普段の食事に取り入れることができるので、育てて終わりではなく、暮らしの中で活用できるところも続けやすさにつながります。

生長が早く、手軽に始められる豆苗の水耕栽培もおすすめです。子どもと一緒に育てて食べるまでの過程を体験すれば食育にもなりますよ。

専門家が指摘する、植物と関わることの意味

千葉大学大学院・園芸学研究院の岩崎寛教授(緑地福祉学・環境健康学が専門)は、植物の生育や成長に関わることについて、「土に触れる、香りを感じる、葉や花を見る、手ざわりを確かめるなど、五感を通して自然を感じる体験につながる」と指摘しています。

植物は世話をすれば育ち、水をあげなければ弱ってしまう存在です。親子で一緒に植物と関わることで、「昨日より葉が大きくなったね」といった何気ない会話が生まれ、家庭内のコミュニケーションにもつながると考えられます。

屋外での活動が難しい時期であっても、室内で無理なく始められる植物との関わりは、身近な自然との接点として意義のある取り組みといえそうです。

東京都の「東京グリーンビズ」も要チェック

東京都が進める「東京グリーンビズ」の取り組みも観葉植物を取り入れるきっかけになります。

東京グリーンビズは、「自然と調和した持続可能な都市」を目指し、都民や企業など多様な主体とともに東京の緑を「まもる」「育てる」「活かす」取り組みを進める、100年先を見据えた緑のプロジェクトです。

2026年8月12日からは、東京グリーンビズ・クエストに参加してクエストを1つ達成すると、サンスベリア・テーブルヤシ・ミリオンバンブーなどの観葉植物の苗木が配布される予定です。(配布する苗木の種類は変更になる可能性があります)

お住まいの地域で緑に関するイベントが開催される際には、東京グリーンビズの公式サイト公式Instagramで詳細を確認してみるとよいでしょう。

まとめ

東京グリーンビズPR事務局の調査からは、猛暑の影響で夏休みの植物栽培に苦労した家庭が半数を超えていたことがわかりました。

屋外での栽培は季節の影響を受けやすい一方、室内で育てる観葉植物であれば、初心者でも比較的取り入れやすい選択肢になります。

まずはサンスベリアやテーブルヤシなど、育てやすいとされる観葉植物から、無理のない範囲で植物とのふれあいを始めてみてはいかがでしょうか。

ご利用にあたっての注意 

  • 本記事で紹介した調査結果・専門家コメントおよび苗木配布情報は、2026年7月時点で確認できた範囲の内容です。
  • 苗木配布の対象植物・スケジュール・申込み方法は変更される可能性があるため、最新情報は東京グリーンビズの公式サイト・公式Instagramでご確認ください。
  • 植物の育てやすさに関する記述は一般的な目安であり、置き場所や環境によって育ち方は異なります。

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田宮有莉インテリアライター

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