植えっぱなしで【真夏に鮮やかな花が咲く】暑さに強くローメンテ!初心者でも育てやすい多年草3選
Walter Erhardt/shutterstock.com
ガーデニング

植えっぱなしで【真夏に鮮やかな花が咲く】暑さに強くローメンテ!初心者でも育てやすい多年草3選

ユリに似た鮮やかな花のヘメロカリス、乾燥に強いコレオプシスなど、夏に強い植物です

執筆者鈴森 真樹LIMO&ホーム編集部記者 樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
09:46
植えっぱなしで【真夏に鮮やかな花が咲く】暑さに強くローメンテ!初心者でも育てやすい多年草3選
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この記事はここがポイント

  • ヘメロカリス:スッと伸びた花茎の先にユリに似た花を咲かせ、毎日新しい花を咲かせる丈夫な多年草
  • クロコスミア:弓なりの花茎に朱色やオレンジの小花を連ねて咲かせ、一度植えれば毎年増える丈夫な球根植物
  • コレオプシス:極細の茎の先に明るい黄色の小花をこんもりと咲かせ、痩せ地や乾燥にも非常に強い多年草

日差しが照りつける真夏の庭。「朝夕の水やりや草取りだけで気力を使い果たしてしまう…」という方も多いのではないでしょうか。

そこで頼りになるのが、一度根付けばその場所で毎年芽吹き、長く花を咲かせて庭を彩ってくれる多年草や球根植物です。

もちろん、完全なほったらかしで育つ植物はありませんが、性質に合わせた最小限のお手入れだけで、過酷な猛暑や冬の寒さも乗り切ってくれる丈夫な植物を選べば、少ない手間でも美しい庭を維持しやすくなります。

今回は、暑さや乾燥に強く、夏の庭を鮮やかな花で彩ってくれる、初心者さんにもおすすめの育てやすい植物を3種、写真や簡単なお手入れ方法と一緒にご紹介します。

植えっぱなしで毎夏鮮やかな花が咲く!暑さに強い多年草3選

すらりと立ち上がる花茎に大ぶりの花を咲かせる「ヘメロカリス」

ヘメロカリス

ヘメロカリス
Fayka2008/shutterstock.com

ユリに似た鮮やかな花と、スッと伸びる細い葉が美しい多年草です。ひとつひとつの花は一日限りですが、一本の花茎に多くのつぼみをつけ、次々と花を咲かせます。

暑さ寒さに非常に強く、日なたでも半日陰でも花が咲く丈夫な植物。地植えで根付けば降雨のみで育ちます。

鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりし、数年経って花付きが落ちたら、春か秋に株分けを行って植え直しましょう。

咲き終わった花(花がら)を摘み取ってあげると、長くたくさんの花を楽しめます。

弓なりに伸びるしなやかな花茎にビタミンカラーの小花が並ぶ「クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)」

クロコスミア

クロコスミア
Andrey Atanov/istockphoto.com

クロコスミア

クロコスミア
Scott Cummings/shutterstock.com

細く直線的な葉の間から茎を弓なりに伸ばし、朱色やオレンジの花を下から順に咲かせるクロコスミア。

植えっぱなしでも毎年球根が自然に分かれて、年々花数が増えていきます。少し寒さに弱いため、寒冷地や強い霜が降りる地域では球根を深めに植え付け、地面にマルチングをしておくと植えっぱなしでも冬越ししやすくなります。

地下茎を伸ばして広がるため、適宜間引きや地下茎の切り戻しを行い、根止め板で育つ範囲を制限するなどの工夫をすると安心です。

非常に強健で環境が合えばよく増えるため、増えた球根を庭の外や野外へ遺棄しないよう、マナーを守って育てましょう。

繊細な茎の先に黄色の小花をこんもりと咲かせる「コレオプシス」

コレオプシス

コレオプシス
Ave Crux/shutterstock.com

極細の茎に小さな黄色の花をこんもりと咲かせ、風に優しく揺れる姿が印象的な多年草です。

乾燥や痩せ地に非常に強く、肥料を控えめにする方が倒伏せず綺麗にまとまります。真夏の花が一通り咲き終わったら、株を半分の高さに切り戻して風通しを良くしましょう。蒸れを防ぎ、秋に再び開花してくれます。

コレオプシスには一年草の品種もあるため、タグをよく確認してから購入しましょう。

環境に合った多年草で、ローメンテで鮮やかな夏庭づくり

環境に合った多年草や球根植物を選ぶことで、頻繁な水やりや植え替えの手間をかけずとも、自然の恵みを活かして長く庭の景色を楽しむことができます。

一度植えれば、年を重ねるごとに株が充実して庭の花数が増えていく様子を感じられるのも、多年草ならではの醍醐味ですね。

焦らず、ご自身のペースで植物に寄り添いながら、優しい調和を感じるローメンテな夏庭づくりをぜひ楽しんでみてください。

なお、増えた株を庭の外の空き地や河川敷へ植えたり捨てたりするのは避けてください。丈夫な品種ほど、地域の自然環境へ思わぬ影響を与える恐れがあります。

日本の夏で特に気をつけたいのは、高温多湿による「蒸れ」です。植え付け時に株間をゆったりと空けてあげると風通しが良く、植物が元気に育ちます。

今回ご紹介した3種はいずれも暑さに強いですが、蒸れないよう水のやりすぎには注意しましょう。

小さな株がだんだん大きくなり、たくさんの花を咲かせる様子が見られるのは植物を育てる醍醐味。あまり手をかけなくても真夏に庭を彩ってくれる丈夫な植物を取り入れて、無理せず彩り豊かな庭を作ってみませんか。

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鈴森 真樹LIMO&ホーム編集部記者 樹木医/1級造園施工管理技士/ライター

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