片づけ・そうじ

リビング収納のアイデア集|何を入れる?おしゃれに片づく実例と選び方

家具・場所別の収納物の考え方から、造作か後付けかの選び方まで

執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者
19:00

生活感を隠しつつ来客時にも整った印象にする

リビングは家族がくつろぐ場所であると同時に、来客を迎える場所でもあります。両方の機能を両立させるには、次のような工夫が有効です。

  • 扉付き・引き出し付きの収納で、細々とした日用品を目隠しする
  • よく使う物は取り出しやすい位置に、来客時に見られたくない物は扉の中に
  • 子どものおもちゃは、専用のボックスやバスケットにまとめて置き場所を固定する

「使うときは取り出しやすく、使わないときは目立たない」という2つの状態を両立させることが、家族にとって使いやすく、かつ来客時にも整って見えるリビング収納の考え方です。

収納実例からヒントを得るときの見方

SNSや施工事例サイトでは、造作の壁面収納やベンチ兼収納など、さまざまなリビング収納の実例が紹介されています。実例を参考にする際は、デザインの好みだけでなく「どんな暮らし方に合わせて作られたものか」という視点で見ると、自分の部屋に取り入れやすくなります。

  • 子育て世帯の実例なら、おもちゃの量・出し入れのしやすさに注目する
  • 在宅ワークを併用する実例なら、書類・PC周辺機器の収納方法に注目する
  • 猫・犬などペットと暮らす実例なら、ペット用品の収納やいたずら防止の工夫に注目する

同じ「リビング収納」でも、家族構成や暮らし方によって最適な形は変わります。実例をそのまま真似るのではなく、「自分の暮らしに置き換えるとどうなるか」を考えながら参考にすると、実際の使い勝手に近づけやすくなります。

部屋の雰囲気に合わせた素材・色の選び方

収納家具は面積が大きく、部屋全体の印象を左右しやすいアイテムです。北欧テイスト・ナチュラルテイストなど、目指す雰囲気に合わせて素材・色を選ぶと、収納力だけでなく見た目の統一感も両立させやすくなります。

テイスト別の配色・素材の特徴

テイスト別の配色・素材の特徴
LIMO&ホーム作成3/4
テイスト別の配色・素材の特徴

床材やソファなど、すでにある家具の色味に合わせて収納家具を選ぶと、テーブルや棚だけが浮いた印象になりにくくなります。部屋全体で使う色数を2〜3色程度に絞ると、収納量が多くても雑然とした印象になりにくいという点も、選ぶ際に意識しておきたいポイントです。

購入前に確認しておきたいチェックポイント

収納家具を選ぶ前に、次の点を確認しておくと、設置後のミスマッチを防ぎやすくなります。

  1. 設置スペースの寸法:幅・奥行き・高さに加え、扉や引き出しを開けたときに必要なスペースも確認する
  2. 搬入経路:玄関・廊下・階段の幅、エレベーターの寸法(マンションの場合)
  3. コンセント・配線の位置:テレビボード等、家電と組み合わせる場合は特に重要
  4. 収納する物の量:現在の持ち物の量から、必要な収納力を逆算する

とくに搬入経路の確認は見落とされがちですが、購入後に運び込めないというトラブルを避けるため、事前にメジャーで実測しておくと安心です。

まとめ

A Stock Images/shutterstock.com4/4

リビング収納は、家具・場所ごとに収納する物の役割を決めることが、片づく収納の基本になります。

造作収納にするか後付け家具にするかは、間取りの自由度や設置後の変更のしやすさで選び分け、狭いリビングでは壁面や縦の空間を活かす工夫が有効です。

今回ご紹介した基準を参考に、無理のない範囲でご自宅のリビングに合った収納方法を探してみてはいかがでしょうか。

収納する物の役割を決めておくことが第一歩

中井 里穂
執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

記事のなかでご紹介したとおり、収納は「とりあえず空いているところに入れる」のではなく、家具の高さ・扉の有無・取り出しやすさに合わせて、収納する物の役割を決めておくことが片づく収納の第一歩になります。私自身、来客の予定があるときとないときとで、見せる収納と隠す収納の配分を少し変えることがあるのですが、これは記事内で触れられていた「生活感を隠しつつ、来客時にも整った印象にする」という考え方そのものだと感じました。子どものおもちゃ、書類、日用品など、リビングに集まりやすい物ほど、あらかじめ置き場所を決めておくことの大切さも、あらためて実感しています。また、収納家具は部屋全体の印象を左右しやすいアイテムだからこそ、床材やソファの色味に合わせて素材・色を選び、使う色数を絞り込むという視点も、しつらえを整えるうえで大切にしたいポイントだと感じました。

造作収納・後付け家具のどちらを選ぶかは、正解がひとつではないからこそ悩ましいところですが、設計段階でコンセントの位置や搬入経路まで確認しておくと安心、という記事内のポイントは、実際に収納を検討する際にはぜひ押さえておいていただきたいところです。子育て世帯なのか、在宅ワークを併用しているのか、ペットと暮らしているのかによって、必要な収納の形は変わってくるという記事の視点も、しつらえを考えるうえでの本質を突いているように感じました。SNSや施工事例の実例をそのまま真似るのではなく、「どんな暮らし方に合わせて作られたものか」という視点でヒントを拾い、ご自身の暮らし方に置き換えて考えることも大切にしたいところです。ご自宅のリビングに合った収納の形を見つける手がかりとして、今回の記事を役立てていただけたらうれしいです。

ご利用にあたっての注意

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の商品・ブランド・店舗の購入を推奨・勧誘するものではありません。記載の内容は執筆時点(2026年8月)の一般的な情報に基づく目安です。造作収納の費用・仕様は住宅の条件によって異なるため、詳細は施工会社・メーカーの公式情報でご確認ください。

参考情報

中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

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