植えっぱなしで日陰の庭が一年中おしゃれ!美しい葉色&愛らしい花が魅力の《常緑多年草》3選
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ガーデニング

植えっぱなしで日陰の庭が一年中おしゃれ!美しい葉色&愛らしい花が魅力の《常緑多年草》3選

執筆者鈴森 真樹LIMO&ホーム編集部記者 樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
09:30
植えっぱなしで日陰の庭が一年中おしゃれ!美しい葉色&愛らしい花が魅力の《常緑多年草》3選
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この記事はここがポイント

  • すらりとした細葉と花穂が涼しげ!夏に花が咲く「ヤブラン(リリオペ)」
  • 落ち着きのある大人っぽい葉色が美しいグランドカバー「アジュガ」
  • 上品な葉色で日陰の空間を明るく演出「ラミウム」

「日当たりが悪くて、お気に入りの花が育たない」「薄暗くて寂しい雰囲気になってしまう」など、シェードガーデン(日陰の庭)は、夏も変わらず悩みが尽きません。

ですが、真夏の強すぎる日差しが届きにくい日陰は、見方を変えれば、しっとりとした落ち着きとみずみずしい緑に囲まれて静かに過ごせる、暑い季節の「涼しい特別な場所」になることも。

そんなシェードガーデンならではの個性を活かしてくれるのが、日陰に強い常緑の多年草たちです。環境さえ合えば植えっぱなしで育つうえ、一年草のように毎シーズンの植え替えを必要としないため、手間や苗代を抑えながら、おしゃれな庭を維持できますよ。

今回は、一年を通してシェードガーデンに深みのある美しさをもたらしてくれる、おすすめの常緑多年草3種を紹介します。

近年の住宅事情で増えている、日が当たりにくい庭や玄関先。「日当たりが悪いから何も育たない」と諦めてしまうのは、じつはとてももったいないことです。直射日光の下では育てにくい植物や、日陰・半日陰の環境でも一年中みずみずしい常緑の葉を保ってくれる「日当たりが悪いからこそ元気に育つ植物」もたくさんあります。
異なる葉の質感や形、色合いを持つ植物たちを組み合わせることで、日差しの届かないスペースでも、立体的で美しい高低差や奥行きのある景色をつくり出すこともできますよ。
それでは、シェードガーデンを一年中彩ってくれる常緑多年草の魅力を見ていきましょう。

植えっぱなしで一年中おしゃれ!日陰に強い常緑多年草3選

すらりとした細葉と花穂が涼しげ!夏に花が咲く「ヤブラン(リリオペ)」

紫色の花を咲かせているリリオペ
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リリオペ斑入り
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すらりと伸びた細長い葉が涼しげなヤブラン。「リリオペ」とも呼ばれます。

強健な性質で、日陰はもちろんのこと、夏の強い乾燥や冬の寒さにも耐える育てやすさが魅力。加えて、土質を選ばずやせ地でも育ち、病虫害にも強いため、ほとんど手間がかかりません。

真夏から秋にかけて、スッと立ち上がった茎の先に紫や白の小さな花をたくさん咲かせます。花の後には黒紫色のコロンと丸い実がつき、冬まで愛らしい実を楽しめますよ。

葉に白いラインの入った斑入りの品種は、庭がより明るい印象に。暗くなりがちな日陰の庭に、目をひく彩りを添えてくれます。

1苗でも庭のアクセントになりますが、グランドカバーとして地面をきれいに覆いたい場合は、苗を20~30cm前後の間隔で植えるのがおすすめです。一度しっかりと根付いて葉が密生すれば、雑草を抑制しつつ何年にもわたって美しくシェードガーデンを彩ってくれますよ。

落ち着きのある大人っぽい葉色が美しいグランドカバー「アジュガ」

大人っぽい葉色がシックな秋ガーデンにぴったりの「アジュガ」
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濃い青色の花を咲かせているアジュガ。葉は斑入り
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夏以降の花がない時期も、深いブロンズ色の葉や斑入りの葉がカラーリーフとして活躍するアジュガ。春になると、青や紫、ピンクの小さな花穂をまっすぐに立ち上げ、可愛い花を咲かせます。

地面を覆うカーペットのように広がっていくので、雑草対策にもなるグランドカバーとしても頼もしい存在です。

生育旺盛でランナー(匍匐茎)を旺盛に伸ばして広がるため、隣の敷地や他の植物の領域まで広がらないように、適宜切りもどすことで、美しい景観をキープできます。

一方で、根が浅いため、極端な乾燥には少し弱い一面もあります。地植えしたばかりの時期や、雨がしばらく降らない時には、土の表面が少し乾いたのを確認してから、たっぷりと水を浸み込ませるように水やりしてください。

上品な葉色で日陰の空間を明るく演出「ラミウム」

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シルバーの葉の縁が緑色のラミウム。ピンクの花を咲かせている
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葉が地面をはうように広がるラミウム。日陰を明るくしてくれるグランドカバーとして、シェードガーデンにぴったりの常緑多年草です。

美しいシルバーリーフに深緑色の縁取りが入る品種や、明るいライムグリーンの葉など、美しく装飾的な葉色が魅力。初夏にはピンクや白、紫、黄色などの愛らしい小花を咲かせ、葉色との上品な対比を楽しませてくれます。

乾燥しすぎる場所は苦手ですので、しっとりとした明るい半日陰に植えて、土が乾ききってしまう前に優しく水を与えて管理するのが、きれいに育てるコツですよ。

毎日のように厳しい猛暑が続く近年の夏。しかし、それぞれの環境でたくましく育つ常緑多年草を上手に選び、少しの管理のコツを心がけることで、無理なく美しい庭づくりができますよ。

今回紹介した植物たちのような、年月を重ねるごとに株が充実する多年草を庭に取り入れることで、毎シーズンの植え替えに追われる慌ただしさからも解放されます。

あなたの庭や玄関先に似合う常緑の植物を見つけて、無理のないシェードガーデンを作ってみてくださいね。

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鈴森 真樹LIMO&ホーム編集部記者 樹木医/1級造園施工管理技士/ライター

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