収納グッズの選び方:失敗しない3つの基準
収納グッズは種類が多く、どれを選べばよいか迷う方も多いはずです。100円ショップの仕切りケースやラックに加えて、追加のキッチン収納棚(据え置きラック等)を検討する場合も、選ぶときの基準として次の3点を意識すると失敗が減ります。
- サイズが合っているか:引き出し内寸・棚の奥行きを事前に測ってから選ぶ
- 素材・お手入れのしやすさ:水回りに近い場所は、水洗いできる樹脂製が扱いやすい
- 買い足しやすさ:同じシリーズ・同じ規格で買い足せるものを選ぶと、後から棚のレイアウトを変えやすい
まずは100円ショップなどの手に取りやすい価格帯のグッズで試しながら、自分のキッチンに合う配置を見つけていくのも一つの方法です。
賃貸でも取り入れやすい収納アイデア
賃貸住まいの場合、壁や床を傷つけられないケースも多いはずです。そうした住まいでは、突っ張り棒や粘着フックなど、原状回復しやすい収納グッズを組み合わせる方法が広く使われています。
- 突っ張り棒で棚下にもう1段収納スペースを作る
- 粘着フックで軽いキッチンツールを吊るす収納にする
- コンロ下にはワイヤーラックを置き、鍋類を取り出しやすい向きで並べる
こうした工夫は、退去時の原状回復を意識しながら収納力を底上げしたい方に向いています。
収納を「維持」するための小さな習慣
収納グッズを揃えて配置を整えても、時間が経つとまた散らかってしまう——という声もよく聞かれます。大がかりな見直しよりも、小さな習慣の積み重ねが長続きのコツですよ。
- 使ったら「元の位置」に戻すことを家族内でも共有する
- 月に一度など決めたタイミングで、使っていない道具・重複した調理器具がないか見直す
- 新しい調理家電やグッズを買い足すときは、置き場所を先に決めてから購入する
「モノの住所」を決めるだけでなく、その住所を家族全員が把握できる状態にしておくことが、片づいたキッチンを保つ近道といえそうです。
まとめ
キッチン収納は、フロアキャビネットとウォール収納それぞれの役割を意識した「ゾーニング」の考え方をベースに、100円ショップなどの収納グッズを組み合わせることで、無理なく使いやすく整えられます。
吊戸棚など高い場所を使うときは、踏み台・脚立の安全な使い方もあわせて意識しておきましょう。ご自宅のキッチンの広さや暮らし方に合わせて、無理のない範囲から取り入れてみてはいかがでしょうか。
日々の小さな習慣の積み重ねが長続きのコツ
ご利用にあたっての注意
- 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービス・業者の購入や契約を推奨・勧誘するものではありません。
- 記載の収納方法・製品分類・数値は執筆時点の目安であり、住まいの間取りや使用する製品によって異なります。
- 踏み台・脚立などを使用する作業では、取扱説明書に従い、無理のない体勢で行ってください。
参考情報
元新聞記者。ガーデニング、インテリア、植物、DIYなどの記事を執筆。華道(池坊 師範科助教・華掌)、フラワーアレンジメントにのべ10年間励み、専門的視点から解説する。一種外務員資格、行政書士試験合格。

書道の道具を整理するとき、硯・筆・墨を種類ごとに決まった場所へ収めておくと、次に使うときにあわてず取り出せます。長く道具と向き合ってきた経験から、今回の記事を書きながら、キッチンの収納も同じように「使う場所の近くに、使うものを置く」という発想で整理できるのだと、あらためて感じました。展示前に道具箱を見直すときの感覚に近いものがあります。
記事では、キッチンの収納を「フロアキャビネット」(シンク下・コンロ下)と「ウォール収納」(吊戸棚)に分け、さらに加熱機器用・調理台用・シンク用とゾーニングする考え方を中心にまとめています。シンク下は湿気がこもりやすいため除湿剤や防カビシートを使うこと、引き出しは仕切りケースで縦に収納すると一覧性が上がることなど、日々の使い勝手に直結するポイントを整理しました。コンロ下で鍋やフライパンを立てて収納するコツも、道具を無理なく取り出す工夫として興味深く書きました。作業台の高さの目安に触れた部分も、道具を使う姿勢を考えるうえで参考になる内容だと思います。
吊戸棚のように高い場所を使うときは、踏み台や脚立の安全な使い方にも触れています。無理な体勢を取らず、届かないときは踏み台の位置を変える——というのは、道具を扱ううえでも通じる心構えだと感じます。100円ショップの収納グッズを組み合わせながら試していくことで、ご自宅のキッチンに合った収納の形が見えてくるはずです。賃貸のご自宅で取り入れやすい、突っ張り棒や粘着フックを使った工夫もあわせてご紹介しています。追加のキッチン収納棚を選ぶときに意識したい3つの基準についても触れているので、収納力を見直すきっかけにしていただけたら嬉しいです。
収納は一度整えたら終わりではなく、暮らし方に合わせて少しずつ整えていくものだと思います。「モノの住所」を家族で共有しておくことも、片づいた状態を長く保つ大切な一歩だと感じています。日々の小さな習慣の積み重ねが、長続きのコツになるのではないでしょうか。今回ご紹介した基本の考え方を、ご自宅のキッチンに合わせて、無理のない範囲で取り入れていただけたら嬉しいです。