本棚の選び方ガイド|おしゃれで大容量なタイプと地震対策の注意点
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インテリア

本棚の選び方ガイド|おしゃれで大容量なタイプと地震対策の注意点

収納量とインテリアの両立から、地震への備えまで整理

執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者
19:00
本棚の選び方ガイド|おしゃれで大容量なタイプと地震対策の注意点
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この記事はここがポイント

  • 地震対策として壁固定や低めの棚選びは必須。消費者庁は2017年家具転倒事故に注意喚起。
  • 本棚選びは収納量、サイズ、部屋の動線、インテリアとの調和を基準にすること。
  • 子ども向けは目線と安全、DIYは耐荷重・安定性を確認。狭い空間にはスリムタイプ活用が有効。

気づけば本が増えて、部屋のあちこちに積み上がってしまっている——そんな経験はありませんか。

本棚選びは見た目だけで決めてしまうと、後から「思ったより入らない」「部屋の雰囲気に合わなかった」と感じることが少なくありません。

そこで今回は、本棚のタイプ別の特徴から、収納量・部屋の広さに合わせた選び方、子ども向けに選ぶときの工夫、そして見落とされがちな地震対策の注意点まで、順を追って整理していきます。

おしゃれに見せたい方も、とにかく大容量に収納したい方も、選ぶ前にぜひ押さえておいていただきたいポイントです。

記者として長く資料や書籍に囲まれた仕事をしてきた身としても、本棚選びは見た目だけで決めてしまうと後悔しやすいと感じています。今回は、タイプ別の特徴から収納量・部屋の広さに合わせた選び方、子ども向けの工夫、そして見落とされがちな地震対策まで、順を追って整理しましたので、本棚選びで迷っている方の判断材料にしていただければと思います。

本棚の主なタイプと特徴

本棚にはいくつかのタイプがあり、それぞれ得意なシーンが異なります。

本棚の主なタイプと特徴まとめ表

本棚の主なタイプと特徴まとめ表
LIMO&ホーム作成
本棚の主なタイプと特徴まとめ表

「本棚 おしゃれ」を重視する方はオープンシェルフを、「本棚 大容量」を求める方はスライド式や扉付きの大型タイプを検討する、というように、優先したい条件から絞り込んでいくと選びやすくなります。

収納量とサイズの選び方

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本棚選びで失敗しやすいのが、収納できる本の量とサイズの見誤りです。

  • 本の量:今持っている本だけでなく、今後増える分も見込んで少し余裕のある容量を選ぶ 
  • 奥行き:文庫本・単行本・雑誌・絵本など、収納したい本のサイズに合わせて奥行きを確認する。雑誌やムック本は奥行きが必要になりやすい傾向があります 
  • 部屋の幅・動線:設置場所の幅だけでなく、扉の開閉や人が通るスペースも確保できるか確認する

なんとなく見た目だけで選んでしまうと、奥行きが合わず本が飛び出してしまったり、置いてみたら生活動線を塞いでしまったりすることがあります。購入前に、実際に収納したい本のサイズを測っておくと安心です。

インテリアとして「おしゃれ」に見せるコツ

収納力だけでなく、部屋の雰囲気に合わせたいという方も多いのではないでしょうか。

  • 部屋の他の家具と素材・色味を揃えると、統一感が出やすくなる 
  • すべてをぎっしり詰め込まず、あえて余白を作ったり雑貨を飾ったりすると見た目が整いやすい
  • 背表紙の色をなんとなく揃えて並べる、ブックエンドを活用するなど、簡単な工夫でも印象は変わる 
  • 部屋の広さに対して圧迫感のある大きさを避け、天井までの高さとのバランスも意識する

「本棚 おしゃれ」を目指す場合、収納量を追求するタイプとは選ぶ基準が変わってくることもあるため、優先順位を決めてから探すと迷いにくくなります。

写真映えを意識しすぎて実用性が犠牲になってしまっては本末転倒ですので、日々の使いやすさとのバランスも忘れずに考えてみてください。

子ども向けに選ぶときの工夫

小さな子どもがいるご家庭では、大人用とは違った視点で選ぶとうまくいきやすくなります。

  • 高さを子どもの目線・手の届く範囲に合わせる 
  • 絵本の表紙が見えるディスプレイ型の棚を一部取り入れると、子どもが自分で選びやすくなる 
  • 角が丸く加工されているタイプを選ぶ、または家具用のコーナーガードを取り付ける

子どもが自分で本を出し入れしやすい設計にしておくと、片付けの習慣づくりにもつながりやすくなります。

学年が上がって教科書や参考書が増えてきたら、収納量に余裕のあるタイプへの買い替えや、棚を追加できるタイプへの見直しを検討するのもよいでしょう。

DIYで自作する場合の注意点

コストを抑えたい場合、カラーボックスの活用やDIYでの自作も選択肢になります。その際は次の点に気をつけてください。

  • 耐荷重:本は見た目以上に重量があるため、棚板のたわみや耐荷重を確認する 
  • 安定性:高さのある本棚は特に、ぐらつきがないかしっかり確認する 
  • 素材:湿気の影響を受けにくい素材かどうかも、長く使ううえでは考慮したいポイントです

見た目の工夫だけでなく、安全に使い続けられる構造かどうかも意識しておくとよいでしょう。

限られたスペースを活かすスリムタイプの活用法

部屋にあまり余裕がない場合は、スリムタイプの本棚を組み合わせて使う方法もあります。

  • 廊下や壁の隙間など、デッドスペースになりがちな場所に設置する 
  • 複数のスリムタイプを並べて、必要に応じて配置を変えられるようにする
  • キャスター付きのタイプを選べば、模様替えのときにも動かしやすい

一つの大きな本棚にまとめるか、スリムタイプを分散させるかは、部屋の形やライフスタイルによって向き不向きがあります。実際の部屋の間取りを見ながら、どちらが暮らしに合うかを考えてみてください。

地震・転倒対策を忘れずに

本がぎっしり詰まった本棚は重量があり、地震の際に転倒すると大きな被害につながる可能性があります。

消費者庁によると、家具の転倒・転落は子どものけがや死亡事故につながるケースもあり、次のような対策が呼びかけられています(2017年公表、2026年8月時点で確認できる内容)。

  • 家具やテレビは固定して使用する 
  • 家具の引き出しには鍵やストッパーなどを付ける 
  • 玩具など子どもの興味をひくものを家具の上に置かないようにする

本棚は本の重みで重心が高くなりやすく、他の家具に比べても特に注意しておきたい家具のひとつです。

壁への固定金具の取り付けや、背の高いタイプを避けて低めの棚を選ぶといった工夫も、地震対策の一つとして検討してみてください。具体的な固定方法に迷う場合は、家具メーカーの公式サイトや取扱説明書もあわせてご確認いただくと安心です。

不要になった本棚の処分方法

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買い替えなどで不要になった本棚は、多くの場合、自治体の粗大ごみとして回収を依頼することになります。

ただし、回収方法や料金、申し込み手続きは自治体によって異なるため、お住まいの自治体の公式サイトで確認することをおすすめします。

サイズによっては家具店の引き取りサービスを利用できる場合もあるため、購入時にあわせて確認しておくと、後の処分がスムーズになります。

まだ使える状態であれば、リユースショップへの売却や譲渡といった選択肢を検討するのもよいでしょう。

まとめ

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本棚選びは、タイプ別の特徴を踏まえたうえで「収納量」「サイズ」「インテリアとの調和」を基準にすると、失敗の少ない選び方につながります。

子ども向けの工夫やDIYの注意点、限られたスペースを活かすレイアウトの工夫に加えて、消費者庁が呼びかける地震・転倒対策も忘れずに取り入れてみてください。

ご自宅の本の量や部屋の状況に合わせて、無理のない範囲で選んでいただければと思います。

地震・転倒対策までしっかりと

中井 里穂
執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

増え続ける本をどう収納するかは、実は自分自身も何度も試行錯誤してきたテーマでした。だからこそ、今回の記事で本棚のタイプ別の特徴を整理していて、「見た目の好みだけで選ぶと、奥行きが合わず本が飛び出してしまう」「収納量を優先しすぎると生活動線を塞いでしまう」といった失敗が起こりやすい、という点にはあらためて頷きながら書きました。

特に印象的だったのは、オープンシェルフ・扉付き・スライド式・スリムタイプと、それぞれ得意なシーンが違うという整理です。「見せる収納」を優先するのか「大容量」を優先するのかで、選ぶべきタイプがまったく変わってくるというのは、多くの取材や事例を見てきたなかでも、意外と見落とされがちなポイントだと感じます。

奥行きの違いで文庫本や雑誌が飛び出してしまう、というのも、実測せずに選んでしまいがちな見落としだと思います。子ども向けの工夫として、絵本の表紙が見えるディスプレイ型を取り入れる、角が丸いタイプを選ぶ、といった視点も、暮らしの中の細かな気配りとして参考にしたいところです。学年が上がるにつれて本の量も変わっていくため、買い替えや棚の追加まで見据えて選んでおくと、長く付き合いやすいと感じます。限られたスペースを活かすスリムタイプの組み合わせ方も、記事の中で紹介されていた工夫のひとつです。

そして何より見過ごせないのが、消費者庁が呼びかけている地震・転倒対策です。本がぎっしり詰まった本棚は見た目以上に重量があり、固定をしていないと大きな被害につながりかねません。おしゃれさや収納量だけでなく、こうした安全面まで含めて選ぶという視点を、多くの方に持っていただけたらと思います。固定方法などで迷う場合は、家具メーカーの公式情報もあわせて確認してみてくださいね。

ご利用にあたっての注意

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の商品・サービス・店舗の購入や利用を推奨・勧誘するものではありません。記載の収納方法・サイズ・安全対策は執筆時点の目安であり、製品や住まいの状況により異なります。最新の製品情報はメーカー・販売店の公式サイトでご確認のうえ、家具の固定方法など安全面で不安がある場合は、製品の取扱説明書や自治体の消費生活相談窓口にもご相談ください。

参考情報

中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

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