観葉植物の葉が黄色くなったらどうする?原因5つと対処法を解説
Anna Markina/shutterstock.com 
ガーデニング

観葉植物の葉が黄色くなったらどうする?原因5つと対処法を解説

執筆者田宮有莉インテリアライター
14:00
観葉植物の葉が黄色くなったらどうする?原因5つと対処法を解説
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この記事はここがポイント

  • 観葉植物の葉が黄色くなる主な原因は日照不足、根詰まり、水やり、寒さ、空気の乾燥。
  • 葉の黄変時は株の元気さ、土の乾燥、気温などを確認し原因特定が第一歩。
  • 原因に応じた適切な対処が重要で、回復しない場合は専門家への相談も有効。

自宅で観葉植物を育てていると一番気になるのが、葉の様子。

買ったときに比べて葉の色が黄色くなってきたと感じると、「このまま枯れてしまうの?」「放置しておいて大丈夫?」と心配になりますよね。

この記事では観葉植物の葉が変色する原因とおすすめの対処法を解説します。

観葉植物の葉が黄色くなったら、まず確認したいこと

黄色くなった葉を見つけたらまず確認したいことは、株の元気さです。

「黄色い葉は何枚あるか」「それは古い葉なのか」「新芽は出ているか」「葉が下に垂れていないか」など、株全体の状態をチェックしましょう。

また、土の乾燥具合や部屋の気温も大切な要素です。急に黄色い葉が増えてしまったという場合は、植物を置いている環境に急激な変化があったか見直すことが大切です。

葉が黄色くなるのはなぜ?主な5つの原因

観葉植物の葉が黄色くなる主な原因は以下の通りです。まずは原因を特定しましょう。

観葉植物の葉が黄色くなる主な原因

観葉植物の葉が黄色くなる主な原因
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観葉植物の葉が黄色くなる主な原因

黄色くなった葉は放置NG!おすすめの対処法

葉の変色が寿命や季節による理由であれば様子を見て大丈夫ですが、「急に葉が何枚も落ちるようになった」「なんとなく株全体の元気がない」と感じる場合は、原因に応じた対処が必要です。

日照不足の場合

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日照不足の場合は置き場所を見直しましょう。レースカーテン越しの窓辺など、自然光が入るところがベストです。

レイアウトの都合上、窓辺に置くことが難しい場合は、植物専用の育成ライトを導入するのも有効な選択肢です。

株が徒長している場合は思い切って剪定してみましょう。新芽が生え、よりイキイキした樹形に仕立てることができますよ。

観葉植物の育て方については「観葉植物をもっと元気に育てるコツ|光環境・水やり・肥料・鉢選びの基本を解説」の記事で詳細に解説しています。

根詰まり・根腐れの場合

根詰まりや根腐れが疑われる場合は、根や土の状態を確認して必要に応じて植え替えを検討します。

根詰まりによる植え替えの場合は現在より一回り大きい鉢を選びましょう。

植え替え後は株が弱っているので、株に負荷をかける剪定は控えます。

一方、水の与えすぎによる落葉の場合は根腐れの可能性があります。根の状態を確認して、傷んだ根があれば切り落とし、清潔な新しい土に植え替えます、

寒さが原因の場合

冬の寒さが原因で落葉している場合は、室内の温度や空調を見直してみましょう。品種によって耐寒性の強さが異なるので、植物に合った環境を作ることが大切です。

完全に黄色くなった葉は取り除いてOK

一度黄色くなった葉は、原因が解消されても元の緑色に戻らないため、取り除いて大丈夫です。茎に負荷をかけないように優しくカットしましょう。

まずは黄色い葉を取り除き、立て続けに葉の色が変色するようであれば、原因を調べたうえで対処方法を検討しましょう

「葉の元気がないから」と原因がわからない状態で水や肥料を追加するとより株が弱ってしまう可能性があるので注意が必要です。

水やりの頻度は合っていますか?水のあげすぎ・不足も原因に

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黄色い葉の原因は日照や気温だけでなく、水やりのタイミングそのものにあることも少なくありません。

土がまだ湿っているのに水を与えてしまうと、根がうまく呼吸できずに弱り、結果として葉が黄色くなることがあります。反対に、水切れが続くと株全体の水分が不足し、下の葉から黄色く変色していくこともあります。

水やりの頻度は季節や置き場所、鉢のサイズによって変わるため、「何日に1回」と一律に決めるよりも、鉢土の表面を指で触って乾き具合を確認する習慣をつけるのがおすすめです。表面が乾いていたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与え、受け皿にたまった水はそのままにせず捨てておきましょう。

とくに気温が下がる時期は土の乾きが遅くなるため、これまでと同じ感覚で水やりを続けると与えすぎになりがちです。葉の色の変化とあわせて、土の乾き具合もチェックする習慣を持っておくと、原因の特定がしやすくなります。

また、水やりのあとに受け皿にたまった水をそのままにしておくと、常に土が湿った状態になり、根が傷む原因になります。水やりとあわせて受け皿の水も捨てる習慣にしておくと、水のあげすぎによる黄変を防ぎやすくなります。

エアコンの風や空気の乾燥も見落としがちな原因です

観葉植物を室内で育てていると、エアコンの風が直接当たる場所に置いているケースも見受けられます。エアコンから出る風は空気を乾燥させやすく、葉から水分が奪われることで、葉先や縁から黄色く、あるいは茶色く変色してしまうことがあります。

冷房・暖房の吹き出し口の近くや、風の通り道になっている場所は避け、できるだけ風が直接当たらない位置に置き場所を移してあげましょう。どうしても移動が難しい場合は、風向きを調整したり、サーキュレーターで室内の空気をゆるやかに循環させたりする方法もあります。

あわせて、空気が乾燥しやすい時期は、霧吹きで葉に水を吹きかける「葉水」を取り入れると、乾燥対策として役立ちます。エアコンを使う季節は、置き場所と合わせて室内の湿度にも意識を向けてみてください。

加湿器を使っている場合は、植物の近くに置くことで空気の乾燥をやわらげることもできます。エアコンの効いた部屋で長い時間を過ごす植物ほど、乾燥対策を意識してあげるとよいでしょう。

様子を見ていいのか、対処が必要なのか見極めるポイント

黄色くなった葉をすべて「異常」ととらえる必要はありません。植物は生長する過程で古い葉から自然に黄色くなり、やがて落葉していくため、これは新陳代謝の一環といえます。黄色い葉が下のほうの古い葉に限られていて、新芽が元気に出ているようであれば、過度に心配しなくても大丈夫なケースが多いです。

一方で、新しい葉まで次々と黄色くなる、短期間で何枚も葉が落ちる、株全体がぐったりして見える、といった場合は、光・水・気温・風のいずれかに無理が生じているサインと考えられます。こうした変化に気づいたら、置き場所や水やりの見直しを早めに始めることが、株を守ることにつながります。変化に気づいた日をメモしておくと、あとから振り返ったときに原因を特定しやすくなりますよ。

迷ったときは、ここまで紹介してきた原因をひとつずつ振り返りながら、思い当たる環境を少しずつ調整してみましょう。すべてを一度に変えるのではなく、ひとつ変えて数日から1週間ほど様子を見るくらいのペースで進めると、原因の切り分けがしやすくなります。

原因を取り除いたあとのケアで元気を取り戻す

原因に心当たりがあり、置き場所や水やりを見直したあとも、株がすぐに元通りの姿に戻るわけではありません。新しい環境に慣れて新芽が出てくるまでには、しばらく時間がかかることを見込んでおきましょう。

回復を待っている間は、肥料を控えめにするのがポイントです。弱っている株に肥料を与えると、かえって根に負担をかけてしまうことがあるため、新芽が安定して出てくるまでは肥料をお休みし、水やりと置き場所の管理に専念しましょう。

黄色い葉を取り除いたあとの見た目がさみしく感じても、環境が合っていれば少しずつ新芽を伸ばしていくケースは多くあります。焦らず植物のペースに寄り添いながら、変化を見守ってあげてくださいね。

どうしても株の状態が改善しない場合や、幹や茎そのものが変色・軟化しているようなときは、環境の見直しだけでは対処が難しいこともあります。そうしたケースでは、無理に自己判断で対処を続けず、園芸店や植物に詳しい専門家に相談することも検討してみましょう。

まとめ

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「黄色い葉があったからすぐに枯れてしまう」ということではありません。

まずは株や根の状態を確認して、新たに黄色くなる葉が増えないように対処しましょう。

田宮有莉インテリアライター

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