この記事はここがポイント
- 観葉植物の健康維持には、光、水、肥料、鉢の基本環境の適正化
- 葉の乾燥や害虫対策には、こまめな葉水が効果的な手段
- 根詰まり時の植え替え、徒長時の剪定、冬の管理ポイント
お部屋に飾るとインテリアのアクセントにもなる観葉植物。
新しく迎えてみたものの、「葉の色が黄色くなってしまった」「葉が垂れて元気がない」「新芽が出ずに生長しない」「枝だけがひょろひょろと伸びて徒長してしまった」などの悩みを持つ人は多いと思います。
観葉植物の生育には、適切な光環境と水分・養分、そして根が健全に生長できる環境が必要です。
この記事では、植物に元気がないなと感じたら試してほしい光・水・肥料・鉢のポイントを解説します。
日当たりや置き場所を見直す
観葉植物は種類によって必要な光量が異なります。
明るい場所に置くのが基本ですが、レースカーテン越しや半日陰など、強すぎない光が適する植物もあるので、育てている植物に合った場所かどうか見直してみましょう。
また、窓がないなどの理由で、光量不足になりやすい場所では、育成ライトの設置も選択肢に入れると良いでしょう。最近はインテリアになじみやすいデザインの製品もありますよ。
水やりは土の状態を見て、葉水は乾燥対策に
水やりは、土の状態を触って確認し、土の表面が乾いていたら、鉢底から流れるまでたっぷり与えます。
水やりの適切なタイミングは育てている場所や気温、土などによって異なるため、「何日に1回」など、具体的な頻度を細かく決めずに植物の様子を観察しながら行うのがベストです。土がまだ湿っているにも関わらず、水を与えすぎると根腐れにつながるので、むやみに与えすぎないことが大切です。
一方で、葉に直接霧吹きで水を与える「葉水」は定期的に行うと、より瑞々しい姿を維持することができます。
こまめな葉水は、葉の乾燥を抑えたり、葉の表面についたホコリを洗い流す効果も期待できます。また、ハダニは乾燥した環境を好むため、葉の表裏を適度に湿らせることで害虫が発生しにくい環境づくりにもつながります。
私も自宅で観葉植物を複数育てていますが、葉水は毎日しています。葉の裏側にも水をかけてあげるのがポイントですよ。
肥料は生育期に適量を
植物は光合成によって生育に必要な養分をつくりますが、生育期には肥料から養分を補うことも大切です。新芽が出やすくなったり、葉が落ちにくくなる効果が期待できます。
肥料には液体肥料や固形肥料、有機肥料などの種類がありますが、液体肥料は希釈して水やりと一緒に与えられるものもあり、観葉植物の肥料として手軽に取り入れやすいでしょう。
1点注意したいのは、与える量や濃度を守ること。肥料を必要以上に与えすぎると、葉先が痛む「肥料焼け」の要因になります。
鉢と用土で根の環境を整える
植物をイキイキ育てるには、鉢と土選びも重要です。
鉢は必ず鉢底穴があり、きちんと排水できるものを選びます。
また、植物に対して適切なサイズの鉢に植えることも意識しましょう。大きすぎる鉢は土が乾きにくく根腐れに繋がりますし、小さすぎる鉢は根詰まりの原因になります。
加えて鉢だけでなく、用土の排水性や通気性も大切なポイント!どの土を選んだらよいか分からないという人は、観葉植物用の土を選んでおくと失敗がありません。
インテリアライター。後悔しない家づくりのポイント、施主目線での実体験など、住まいやインテリアに関連する記事を多数執筆。Instagramでも脱生活感を目指す部屋づくりを発信中している。2児の母。