この記事はここがポイント
- 洗面所収納は造作棚、後付け壁面収納、突っ張り式、ワゴン式の4タイプから住まいの状況に応じた選択
- 収納棚は設置場所の寸法、扉・引き出しの開閉スペース、耐荷重を考慮したサイズ選び
- 洗面所の湿気対策は詰め込みすぎず風通しを確保し、7〜8割収納を目安にする工夫
洗面所は毎日使う場所なのに、タオルや着替え、洗面用品、掃除道具などが集まりやすく、気づくとものが溢れてしまう——そんなお悩みを抱えていませんか。
「収納棚を置きたいけれど、洗面所は狭くて置き場所に悩む」「湿気が気になるから、詰め込みすぎるのも不安」という声も、住まいまわりの取材をしていると耳にすることが増えてきました。
そこで今回は、洗面所収納の主なタイプと選び方の基準、湿気・カビと両立させる収納の工夫、そして賃貸でも取り入れやすい収納方法を、順を追って整理していきます。
特定の商品・ブランドをおすすめする記事ではなく、どんな洗面所にも当てはめられる「選び方の基準」をお伝えするのがねらいです。
毎日使う場所だからこそ、湿気とも上手に付き合いたいところ。今回は、洗面所収納の4つのタイプから、湿気・カビと両立させる工夫、賃貸でも取り入れやすい方法まで、選び方の基準をひととおり整理しました。
洗面所収納には主に4つのタイプがある
洗面所収納は、構造によって設置のしやすさや収納力が変わります。
洗面所収納の主な4つタイプと特徴
新築・リフォームのタイミングであれば造作棚と後付け収納を比較しやすく、賃貸住まいの方は「突っ張り式」「置くだけタイプ」が候補になりやすいでしょう。
まずはどのくらいの期間その住まいに住む予定か、原状回復の必要があるかを整理してから、タイプを絞り込むのが失敗しないコツです。
洗面台下(シンク下)のデッドスペースを活かす
洗面台の下は配管があるため使いにくく感じがちですが、実は活用の余地が大きいスペースです。
- 伸縮タイプのラックで配管を避けながら段を増やす
- 引き出し式の収納ボックスで奥のものも取り出しやすくする
- 高さのある場所には、洗剤やストック品などまとめ買いした日用品を収納する
配管の位置や太さは住まいによって異なるため、購入前にメジャーで内寸を測り、配管を避けられる形状かどうかを確認しておくと安心です。
サイズは「置き場所」だけでなく「使い勝手」も含めて考える
収納棚を選ぶときに見落としがちなのが、置きたい場所の寸法だけでなく、扉や引き出しを開けたときに必要なスペースまで含めて考えることです。
チェックしておきたいポイントを整理すると、次のようになります。
洗面所収納のチェックポイント
とくに後付けの壁面収納は、耐荷重や取り付け方法がメーカーによって異なります。詳しい仕様はメーカー公式サイトのカタログやWEB仕様書で確認することをおすすめします。
LIXILが提供する洗面化粧台『クレヴィ』のように、洗面空間で使う小物は上段、ストック品などかさばる物は下段に分けて収納できるよう設計された製品もあり、こうした「使う頻度・大きさで段を分ける」という考え方は、後付け収納を選ぶときの参考にもなります。
元新聞記者。ガーデニング、インテリア、植物、DIYなどの記事を執筆。華道(池坊 師範科助教・華掌)、フラワーアレンジメントにのべ10年間励み、専門的視点から解説する。一種外務員資格、行政書士試験合格。