人工芝DIYの始め方ガイド|庭に自分で敷く手順と失敗しないポイント
Antonio Guillem/shutterstock.com 
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人工芝DIYの始め方ガイド|庭に自分で敷く手順と失敗しないポイント

水はけの失敗を防ぐコツ|土・コンクリート下地別の施工手順を解説

執筆者中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者
14:00
人工芝DIYの始め方ガイド|庭に自分で敷く手順と失敗しないポイント
Antonio Guillem/shutterstock.com 

この記事はここがポイント

  • 人工芝DIYの仕上がりは、石や雑草を除き地面を平らにする整地作業が最も重要
  • 水はけの速さは小雨後1時間以内に水が引くかを目安とし、整地の勾配や排水砂で調整
  • 防草シートは必須工程で、織り目のない不織布を10cm以上重ね、1m間隔でピン固定

庭の雑草取りに毎年うんざりしている——そんなお悩みから、人工芝のDIYに関心を持つ方が増えています。とはいえ「整地はどこまでやればいいのか」「水はけが悪くて失敗しないか」といった不安から、一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、人工芝DIYの基本の手順と、よくある失敗を避けるためのポイントを、順を追ってご紹介します。

自分でも植物を育てているので、庭の手入れにまつわる悩みには人一倍共感してしまいます。雑草取りにうんざりする、というお悩みは、緑に触れる暮らしを楽しんでいる身としても本当によく分かるので、今回の人工芝DIYの記事は思い入れを持って書きました。

人工芝DIYの工程の全体像

人工芝DIYは、大きく分けて次の流れで進みます。

  1. 整地(石や雑草を取り除き、地面を平らにする)
  2. 防草シートの敷設
  3. 人工芝の仮置き・向きの調整
  4. 固定・ジョイント処理
  5. 境目・端の処理
  6. ブラッシングによる仕上げ

仕上がりの美しさや耐久性は、見えなくなる「下地づくり」の丁寧さに大きく左右されます。焦って人工芝を敷く工程に進みたくなりますが、最初の整地こそがもっとも重要な工程だといえます。

下地の種類別の手順

Misha Beliy/shutterstock.com 

人工芝専門店ふわふわターフの施工ガイドでは、下地の種類(土/コンクリート)によって工程が分かれると紹介されています。

共通するのは「下地を整える→人工芝を仮置き→裏側からカットして境目を作る→固定する→ブラッシングで仕上げる」という流れで、下地処理と固定方法の部分だけ土とコンクリートで方法が変わります。

土の下地の場合

  1. 石や雑草を取り除いたら、専用の道具がなくても足でしっかり踏み固めるだけで十分に平らになります。
  2. 防草シートは織り目のない不織布タイプを選びましょう。重なり部分は10cm以上取って雑草の侵入経路をふさぎ、1m間隔を目安にピンで固定します。
  3. 人工芝は葉先の向きを揃えて仮置きし、庭を眺める位置から見て自然に見える向きに調整します。
  4. 位置が決まったら、裏側からカッターで裁断して境目の形を整えます。
  5. 周囲・継ぎ目は50cm間隔を目安に、専用の固定ピンで留めます(資材によっては50cm〜1m程度まで幅がある場合もあります)。
  6. 最後はデッキブラシで毛並みを起こすようにブラッシングし、仕上げます。

コンクリートの下地の場合

  1. 接着を妨げるゴミ・ほこりを取り除く清掃が、下地処理の中心になります。
  2. 裁断までの考え方は土の場合と同じです。
  3. 固定は専用の両面テープや接着剤を使う点が、土の場合との違いです。
  4. 最後にブラッシングで仕上げます。

固定資材や重ね幅の推奨値は製品ごとに異なるため、施工前にメーカー・販売店の公式案内で最終確認しておくと安心です。

水はけの悪さで失敗しないために

人工芝DIYの失敗談としてよく挙がるのが、施工後に水たまりが残ってしまうケースです。

判断基準として意識したいのは水はけの速さで、目安は「小雨程度の後、1時間以内に水が引くかどうか」です。これを超えて水が残る場合は、下地の勾配不足や砂の量が足りていない可能性を疑いましょう。

水はけが気になる場合、対策として検討したいのは次の3点です。

  • 整地の段階でごくわずかに勾配をつけておく
  • 排水を助ける砂を下地に加えて調整する
  • 排水性能を高める下地材が必要かどうかを製品案内で確認する

具体的な調整方法は人工芝の種類や現場条件によって変わるため、一概には言えません。

判断に迷う場合は、施工前にメーカーや販売店へ相談すると安心です。

防草シート・境目処理も忘れずに

防草シートは、人工芝DIYではほぼ必須の工程とされています。人工芝の継ぎ目やわずかな隙間から光が入ると、そこから雑草が生えてくることがあるためです。シートは重なりを持たせて敷き、ピンでしっかり固定しましょう。

コンクリートや花壇との境目は、仕上がりの印象を左右する部分です。継ぎ目にすき間ができないよう、裏側から丁寧にカットして納めることがポイントになります。

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中井 里穂LIMO&ホーム編集部記者株式会社モニクルリサーチ

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